スミス&ウエッソンと聞けば、だれもが頭に思い浮かべるのはリボルバーハンドガン。
私の場合はダーティハリーであまりにも有名になったM29。
そして次元大介が使ってるM19コンバットマグナム。(ん~古っ)
その他小型リボルバー達。
日本のお巡りさんの拳銃もニューナンブが生産終了になって、S&W M360Jに移行してるみたいですし。
(リボルバーは強堅で壊れないので、移行も緩やからしいが)
勿論スミス&ウエッソンでも昔からオートマチックは作ってますがデザインがね~。
刑事スタスキー&ハッチ(これまた古~!!)のスタスキーがS&W M59を持ってて憧れてました。
まあ主人公が所持してたからですけど。
エアガンだとKSCさんがM945シリーズをモデルアップしています。
このシリーズはM39等と比べるとスラリと精悍なスタイルで、なかなか良いのですが個人的には小振りで丸っこい、
M945コンパクトが好きだったりする。
実銃に話を戻すと、ポリマーフレームで成功したグロックに続け!!とばかりに作ったS&W シグマが、あまりにも外観や内部構造がグロック17に酷似していたのでグロックから訴えられてコケたのですが、
気を取り直してM&P(ミリタリー&ポリス)の名が示すとおり法執行機関での採用を目指して開発されたのが、M&P9です。
で、結構売れてるらしい。
ブローバックガスハンドガン
可変ホップアップシステム
全長 194mm
重量 620g
装弾数 25発
価格 16,800円 (税別)
早速マルイのM&P9をみてみると、第一印象はコンパクトな感じやなあ、でした。
で、グロック18と比べてみましたが、大きさは同じくらいですが少しズングリしてますね。
特にシンプルなグロックのグリップに対して、M&P9は最新ポリマーフレームーオートらしく、手にフィットするヌメヌメデザイン。
このヌメヌメデザインのお陰で、グリップの握り加減は上々です。
さらに最新ポリマーフレームオートでは、お約束感もあるバックストラップの交換が可能です。
しかも交換作業も非常に簡単で、マガジンを外しバックストラップをロックしているフレームパーツを反時計回りに90度回転させます。
するとフレームパーツはスルスル下に抜けるので、後はバックストラップを取り替えて、フレームパーツを元に戻すだけ。
そのバックストラップも標準のMサイズに加えてLサイズとSサイズが付属しています。
なかなか写真ではお伝えできないのですが、見た目以上にグリップ感に違いがあります。
これなら多くの方にフットするんじゃあないかな。
私は指が短いし、M&P9のコンパクト感がいっそう感じられるSサイズが好みです。
スライドの刻印はマルイらしくクッキリで彫りも深い。
これで刻印の角が鋭かったら気持ちが良いのですが・・・・・。
フレームの「TOKYO MARUI~」はご愛嬌。KSC程は拘ってません。
光の当り加減によっては、スライドの質感が良い角度がありますね。
全体的にはプラスチック感は強いのですが、細かく少しザラザラとした仕上げのスライドは角度によっては精悍な表情を見せてくれます。
そのスライドとチャンバー接合上部には、インジケーターの小さな穴が開いています。
実銃ではスライド閉鎖時にチャンバーに弾が装填されているかどうか、この穴を覗いて確認できます。
マルイでは弾が装填されている状態を再現していて、インジケーターを覗くと弾を模した、金色に輝くパーツが見えます。
また横から見ると、スライドとチャンバーの僅かな隙間から金色のパーツがチラッと見えたりして実にリアル。
しかもスライドが後退しはじめると、金色パーツはチャンバー内に隠れちゃったりする。素晴らしい。
ここまで拘ってるのにエキストラクターはスライドに窪みの線を入れただけの表現なんて、温度差がありすぎる。
別パーツ・・・とまでは言いませんが、せめてもう少し立体的にしてほしかった。
えっ? 贅沢言うな? ごめんなさい。
サイトは別パーツでホワイトドット入り。
リアサイトのホワイトドット周りには、セレイションが刻まれていて後方から照らされてる状況でも、常にホワイトドットとのコントラストを確保していて使いやすい。
M&P9はグロックみたいにトリガーセイフティが付いてます。
グロックと同様、普通にトリガーを引けば自然にセイフティは解除されて何事も無く撃てるのですがグロックと違うのは、トリガーの形状です。
グロックのトリガーは、指が当る部分に解除ボタンがあるって感じですが、M&P9はトリガーの先から半分が解除レバーになっています。
トリガーを引くと、まず先から半分のレバーが少し動いてセイフティを解除(トリガーが引ける状態に)してから、トリガー全体が動きます。
そのため、トリガーの曲がりの角度は少々きつめ。
トリガーフィーリングは、ややカッチリ感が乏しくなりますね。
まあ、トリガー引くのは一瞬ですし、気になる、ならないは個人差が・・・という事にしときます。
ホップアップの調節ダイヤルは、チャンバー左横に付いています。
なので、スライドをホールドオープンさせるか、丁度良い位置までスライドを引いて、片手でその位置をキープしたまま指を突っ込んでダイヤルを回します。上方に回して弱、下側で強です。
これは銃を分解する必要も無く、工具もいらず素早く調整出来て良いのですが、最初は微妙にダイヤルを回し難くかったりするのですがまあ、すぐ慣れます。
ちなみに、分解してみて見るとダイヤルは、こんな感じになってます。
通常分解は、マガジンを外してスライドをスライドストップが掛かる位置まで後退させて、矢印のテイクダウンレバーを下げれば、スライドが前方に抜けます。
そしてリコイルスプリングアッセンブルを一旦前方に出した後に下方に引き抜けば、バレルが外せます。
マガジンは亜鉛ダイキャスト製。
BB弾の装填はマガジンフォロアーを下げた状態にして前面のスリットの少し幅が広くなっている部分からBB弾を流し込みます。
最近は改良されて、幅が広くなっている範囲が広くなっているので装填も楽になっているのですが、不器用な私は必ず何発かはポロポロこぼしてしまいます。
軽い操作感と操作音、撃ち心地は、例えばマルイ・ガスハンドガンでは最強クラスのリコイルショックを誇るXDMと比べれば、やや大人しいものの最近のマルイ製らしく、素早く鋭いブローバックで軽快な
射撃が出来ます。
リズミカルにバシュッ・バシュッと撃てますね。
箱出しで、既に適正ホップ状態なので(私の場合ほぼ)何も考える必要はありません。
ちょっと外に出て、遠射してみると、フラットに真っ直ぐ飛んでいく弾を見てると、感動すら覚えます。
さすがマルイ製。
マルイ製のエアガンを購入する場合、実射性能的には高レベルで安定した物ばかりなので、見た目だけで選んでも失敗が無いのは凄いですよね~。
より拘るとすれば、微妙に違う威力=初速とか、ブローバックのフィーリングとか。
リコイルショックの強さのバラつきは、銃の形状とかビストンの大きさ等当然ながら色々なので、この辺はエアガン雑誌等で勉強してください。
このM&P9はコンパクトでグリップも手に馴染むデザインをしていて例えばサバイバルゲームのサイドアームにピッタリじゃあないかとお座敷シューターの私は思います。
唯一チョット気になるのはサムセイフティ。
ミリタリー&ポリスの名前通り、スライドストップレバー等はミリタリーらしい形状をしていますが、アンビタイプのサムセイフティはなんか横にビローンと大きく生えてます。
まあ、そのお陰でセイフティ自体の操作性は抜群なのですがグリップしてる手でスライドストップレバーを操作する時やスライドを引く時など、なんか手に干渉していやなんですよねー。
大した事では無いんですけどね。
あまりセイフティを使用しない、お座敷シューターの独り言でした。
7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾10発
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