DMT

レビューで分かる[DMT-07 AR-15 ACE Line]

 

エアガンレビュー ダークマタータクティクス DMT-07 AR-15 Combat Lighter ACE Line

 

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実銃のお話し

KAC(ナイツアーマメント社)がアメリカ軍のM4カービン用に開発したアクセサリー装着システムが「RIS(Rail Interface System)」です。

RISはピカティニー規格の20mmレイルが、上下左右の4面に装備されたハンドガードを、元のハンドガードと交換する事で簡単に装着でき用途に合わせて光学機器やフラッシュライト等の多種多様なレイル対応アクセサリーを取付る事が出来ました。

ただ標準装備のハンドガード固定用のパーツをそのまま使うので、取付強度が甘いと言う欠点がありました。

そこで取付を強化されたのが「RAS(Rail Adapter System)」で「RAS2」に至っては、ハンドガードのトップレイルが本体レシーバーのトップレイルにネジで固定され、耐久性の向上が図られています。

しかしハンドガード固定リングを無理やり飛び越えて接合しているのでその部分だけ、レイルが盛り上がった恰好になってます。

更に後の改良型「FFRAS(Free Floating Rail Adapter System)」では、狙撃銃用フリーフロート仕様が開発されています。

現代ではKeyModやM-LOKの様に、必要な部分にだけレイルを取り付けるシステムが主流になっていますが、レイルを付けたり外したりが面倒くさいし、確実に取り付けられたか何時も不安だ!と言う方には4面ガッツリのレイルも良いかも知れません。 

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DMT-07 AR-15 Combat Lighter ACE Line

 

可変ホップアップシステム
全長   600mm-680mm
重量   1,850g
装弾数    130発
価格   24,640円 (税込)

 

この銃の特徴
〇海外製電動ガンながら、AIRSOFT97監修で実射検品され性能は保証されている
〇イナズマモーターとマイクロスイッチ搭載で、レスポンスは上々
〇高強度ナイロン樹脂製で耐久性があり、コンパクトで扱い易くゲームに最適

 

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外観レビュー

 

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DMT(ダーク・マター・タクティクス)エアソフトなんて普段あまり耳にしない名前ですが。

ダークマターだなんてスターウォーズの帝国軍か?!
(あれは、ダークサイドだった・・・)

 

 

帝国軍も使ってる銃・・・ではなくて、中国のメーカーで・・・

なんでも日本国内での総代理店AIRSOFT97が監修して、一丁一丁試射し基準を満たしている物だけ出荷しているらしい。

これは海外製電動ガンの購入を迷ってる方だと、ハードルがかなり下がるのではないでしょうか?

ちゃんと真面に撃てる電動ガンと解って買えるのですから。

しっかり保証書も付いてますし。

ちょっと小耳に挟んだところでは、この電動ガンはどうやらアークタウラスのOEM品として、DMTブランドで販売されているみたいです。

確かに言われてみれば、マイクロスイッチ・トリガーやバックストラップが交換出来るグリップ、それにストックのバットプレート部分がアレンジ出来る事など、アークタウラス製電動ガン・MUR MOD.Bとの共通点も多いので、そうなのかも。

DMT-07 AR15 Combat Lighterは、海外製電動ガンでのスポーツライングレード(廉価版)のAR15タイプ(軍用で言えばM16・M4)エアガンになります。

外装は ほぼ樹脂製ですが、レシーバーは高強度ナイロン樹脂なので実用的には問題ないと思います。

レシーバーの質感は少しギラギラザラザラ感があって安っぽいですね。

ハンドガードとストックは、ツルッとしたマットな質感で良いのに・・・。

まあ全体的に眺めれば、廉価モデルらしい雰囲気がプンプン漂ってます。

刻印類もセレクターの表示以外は、何も有りません。

サッパリしてます。

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ハンドガートは、補強のためにハンドガードのトップレイルがデルタリングの上を跨いで、レシーバーのトップレイルと接続している独創的な形状の、ナイツアーマメント「RAS2」をモデルにしています。

ハンドガーも樹脂製なのは強度的には残念ですが、メタル製レイルの凹凸部のエッジほど鋭くないので、素手で握っても痛くないというメリットはあります。

7インチのハンドガードでアウターバレルは6インチと短く、NOVESKE KX-3タイプのフラッシュハイダーが半分ハンドガードに潜り込むスタイルになっています。

バレル上にある、実銃でのガスチューブもきっちり再現されていてハンドガード先端はM4やM16でよく見る、ガスブロックを兼ねた固定式フロントサイトは無く、ナイツアーマメント社のFFRAS(Free Floating Rail Adapter Systemの様な、フリーフロートタイプになっています。

ハンドガードの内側を見ると、完全なフリーフロートではなくダミーのガスブロックがハンドガード上部と接していますね。

ハンドガード基部の内側も補強パーツで固定されています。

エアガンM4やM16でのバレル根元がぐらつくと言う持病は、昔から呪いの様に続いているウイークポイントなのでしっかり補強されているのは、頼もしい限りです。

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バンドガードとレシーバートップの接合部は一段高くなっていて、マウントレイルも装備されているので、背の低いドットサイト等を装着するには、丁度良いですし、覗く距離も良い位ですね。

ただ逆にスコープ等の大物を載せる時は、邪魔になったりします。
載せれますけど。

 

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半分程ハンドガードにめり込んだメタル製フラッシュハイダーはイモネジで固定されていて、ハンドガード底部の穴に六角レンチを挿して回して外します。

斜め方向の孔からイモネジは見えるので、頑張って回して外します。

ネジは14mm逆ネジですが、サプレッサー等はハンドガード内に入らないと装着出来ないので、かなり限定されますね。

因みに、マルイ製ショートタイプ・ナイツタイプのプロサイレンサー、フルオートトレーサーは、ハンドガードと干渉して全滅でした。

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フロント・リアサイトはマグプルMBUSタイプで、樹脂製です。

フリップアップ式で、折り畳んだ状態でも、ハンドガンタイプのアイアンサイトとして使用する事が出来ます。

フロントサイトは上下の狙点修正が、リアサイトは左右の狙点修正が出来ます。

またリアサイトは、近接戦用と精密射撃用にビープホールを切り替える事が出来ます。

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チャージングハンドルを引くとダミーボルトカバーが後退して開いたままホールドします。

ボルトカバーが開くとホップアップの調整ダイアルが出てきます。
ホップアップ調整ダイアルの使い心地は・・・普通かな。

反対側のボルトリリースレバーを押すと、ボルトカバーが勢いよく閉じます。

右側側面のセレクターは、ダミーで動きません。

マガジンハウジング右側に「ACE LINE」のシールが綺麗に貼ってありますがちょっぴり残念な事に、上下逆さまでした。

文句有るなら剝がせや!って声が聞こえて来そうですが・・・。
いや~だって綺麗に貼ってあるので。

 

 

「ACE LINE」は有限会社スパーク(AIRSOFT97)さんオリジナルの国産高性能モーター「INAZUMA」搭載モデルになります。

ネットのレビューから察するに、性能的にはマルイ製EG-1000モーターより少し良い位でしょうか。

まあ性能云々よりも、海外製電動ガンに国産高性能モーターが最初から搭載されていると言う安心感の方が、とても大きいと思います。

 

エアガンレビュー ダークマタータクティクス DMT-07 AR-15 Combat Lighter ACE Line

 

レシーバーエンドプレートは、しっかりメタル製CQDタイプ・スリングマウントが装備されています。

ストックは6ポジションのマグプルCTRタイプで、ストックを外してストックチューブ内にミニコネクタ・タイプの7.4Vリポバッテリーを挿入
します。

なので細いスティックタイプのバッテリーが必須です。

説明書には指定バッテリー 7.4V 2000mAh 30C以下とあります。

長さもあまり余裕が無いですが、ストックチューブに収まらない場合は、ストックを短い位置まで縮めなければ多少長いバッテリーでも大丈夫です。

ストックを外してバッテリーにアクセスするのが嫌な場合は、六角ネジ2本取ればラバー製のバットプレートが外せるので、そこからバッテリーを出し入れできます。

また付属するフタを穴に被せれば、ラバー製バットプレート無しの状態で運用出来ます。

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グリップはマグプルMIADタイプで、交換用フィンガーチャンネルタイプのフロントストラップとLサイズのバックストラップが付属しています。

バックストラップは簡単に差し替えが出来ますが、フロントストラップはグリップ自体を外さないといけないので、やや面倒です。

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マガジンはPMAG GEN M3タイプで、装弾数は130発のノーマルタイプです。

マガジン・ボトムベースを外して中身を出せば、リアルカウントの装弾数30発に出来る切り替えレバーがあります。

マガジンサイズは銃側のマガジン・ハウジングとピッタリ過ぎて銃からマガジンを抜く時に、マガジン・リリースボタンを押しても自然落下はしません。

 

実射

 

コンパクトなスタイルだし、ほぼほぼ樹脂製なので重量は軽く取り回しがとても楽です。

スポーツライン・グレードなので質感を楽しむ観賞派には向きませんが、何処かが歪んでるとかグラグラする等と言った残念系レベルではありません。

ただマウントレイルが樹脂製なのは、サバケーなどでの酷使にどこまで耐えられるかってのは、定かではありませんが。

このDMT-07はトリガーにマイクロスイッチが使われていてトリガーフィーリングの向上に一役買っています。

バッテリーを外してセレクターをセミかフルオート位置にしてゆっくりトリガーを引くと、ある位置でパチンと軽いクリック感が有るのが分かります。

ここが一気に通電されるポイント位置で、普通に射撃した時には撃ったと言う感触が指に伝わります。

マイクロスイッチの接点にある端子は、ある位置で一気にパチンと接触するのが特徴で、ON・OFFにメリハリがあります。

これに適度にショートストローク化したトリガーを組み合わせる事で、レスポンスの良いトリガーフィーリングが生まれます。

このマイクロスイッチとINAZUMAモーターの組み合わせと成れば、いやが上にもテンションが上がるというものです。

実際セミオートのレスポンスとキレは上質でした。

フルオートも秒間16発程度と、元気いっぱいですね。

ただ銃身が短く、フラッシュハイダーもラッパ状になっているせいか射撃音は、やや賑やかです。

弾道性能は最上級とまでは言えませんが、初速が高くて良く飛ぶし安定感のある集弾性で優秀です。

実射性能優先の海外製廉価モデル電動ガンなら、超絶ダントツお勧め出来るモデルです。

これから益々色んなタイプ銃を出して欲しいと期待してしまうDMT & AIRSOFT97ですね。

 

 

 

エアガンレビュー ダークマタータクティクス DMT-07 AR-15 Combat Lighter ACE Line

 

距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 
セミオート10発

 

DMT-07 25.9℃ 50%
0.20gBB弾 平均初速    92.8m/s 
1発目  92.5m/s 
2発目  92.9m/s 
3発目  92.7m/s 
4発目  93.2m/s 
5発目  92.7m/s 

 

DMT-07 25.9℃ 50%
0.25gBB弾 平均初速    83.7m/s 
1発目  83.5m/s 
2発目  84.1m/s 
3発目  83.1m/s 
4発目  83.7m/s 
5発目  84.2m/s 

 

 

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