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スイッチ焼け
電動エアガンでは、モーターの力でシリンダーのピストンを動かし
圧縮した空気でBB弾を発射します。
なので電動ガンのトリガーはモーターに電気を流すための
スイッチになります。
トリガーを引いて電気を流す時に、スイッチの端子同士が接触する
直前と離れた直後に放電現象で火花がとびます。
このオン・オフを数多く繰り返していくうちに、端子は痛んで摩耗
したり、スパークによる炭化物の付着が起こる事によって
最後は端子同士の接触不良で上手く通電しなくなり、トリガーを
引いても作動しなくなります。
なのでサバゲー等でセミオートを多用する方は、オンオフの回数が
増えますのでスイッチ焼け対策をした方が良いでしょう。
スイッチ焼けの対策として、比較的簡単に出来るのは
モーターへのSBDの取付です。
完璧な対策では無いですが、端子の寿命は飛躍的に延びます。
もしくは、難易度は上がりますがFET回路等の組み込み
と言う方法もあります。
関連用語
SBD
FET
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セミロック
電動エアガンのセミオートで射撃中に、トリガーを引いても
射撃出来なくなる現象のこと。
電動ガンはトリガーを引いている間、電気が通ってモーターが
動き、撃ち続けます。
これはフルオートの状態です。
セミオートの場合はトリガーを引き続けても1発しか
撃ちませんよね。
これは1発撃ったタイミングで、ポンプを動かしてるギアに
連動したカットオフレバーが作動して、トリガースイッチを
強制的にオフにしているからです。
なのでトリガーを引くとギアが回ってポンプを動かし、1発撃つと
カットオフレバーが作動して作動が止まり、トリガーを戻すと
リセットされます。これが1サイクルです。
射撃する時にトリガーを素早く引いて素早く戻すと、1サイクルが
完了する前に通電がオフになり、タイミングによっては
まさにカットオフレバーがトリガースイッチをオフにしてる
状態で止まってしまう事があります。
こうなると、いくらトリガーを引いても通電しないので
全く動かなくなります。これがセミロックです。
セミロックになった場合は、フルオートに切り替えて撃てば
大抵の場合回復します。
因みに、電子トリガーの場合はポンプを動かすセクターギアも
制御しているので、トリガー操作が素早くても1サイクル完了
するまで作動するので、セミロックは起こり難くなります。