ブローバックガスガン BATON airsoft CO2ガスガン

エアガンレビュー タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック
タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1

CO2ガス・ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   220mm

重量   684g

装弾数  14発

価格   21、780円 (税込み)

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

タニオコバと、国内で中華エアガンを販売しているBATON airsoftとの
コラボモデル、第4弾は原点回帰と言う事なのかM1911A1です。
通称の「コルト・ガバメント」と言った方が馴染み深いですかね。

ジョン・ブローニングが考案しコルト・ファイヤーアームズが開発した自動拳銃で
1911年にアメリカ軍に「M1911」として制式採用され、1926年に改良されたものが
「M1911A1」になります。

いまさら「ミリガバ」ですか?という所なのですが・・・
でもCO2ガスという新しいソースのガバメントを撃ってみたいと
飛びついてしまいました。
大型拳銃でしかもシングルカラム・マガジン(単列弾倉)であるガバメントで
満足感のあるブローバックを楽しみたい!!と思ってる方は多いはず。
なぜなら、今までの通常のガスを使用するブローバック・ガスガンだと体格が大きくなる程
作動に鋭さが無くなってくるし、とくにシングルカラム・マガジンだと
ガス容量も限られるので、余計にリコイルショックの物足りなさを感じてしまう。

なら、既にコラボモデルで発売されてるBM-45で良くね?と、突っ込まれそうですが
やっぱり原点回帰ですよ、げ・・ん・・て・・ん。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

で、早速コラボM1911A1を見てみると、スライドとフレームはかなり粗いザラザラとした
質感で、スライドストップやセイフティ系の金属パーツのサラッとした質感の塗装との
ギャップが気になります。まあ、この金属パーツの質感の違いは他メーカーでも
ありますし、それが良いと思う方もおられるかもしれませんが
私はもっと一体感があるほうが好きです。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

戦時下ではM1911A1の生産がコルト社だけでは追いつかず、複数のメーカーで
生産されていたため、基本性能や規格は統一されていたものの、それ以外の箇所は
生産工場任せの部分もあり、微妙に違うミリガバが数多く存在するらしい。
刻印も様々有るらしいが、今回の物は第二次世界大戦後期の、コルト跳ね馬マークの入った
刻印を再現されています。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

フレームやスライド上部のパーティングライン(プラスチックの貼り合わせ痕)の
処理レベルは低いですね。
毎回言いますけど、フレームは置いといてもスライド上部は目に付く所なので
何とかして欲しいです。
シンプルなスライドのM1911A1だと余計に目立ちます。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

逆に細かい拘りの再現部分もあって、スライドとフレームの先端部分は面取り加工
してあります。
これは兵士の片手が塞がってる場合(まあ、そうでない場合でも)、革製のホルスターに
押し当ててスライドをコッキングしていたため、ホルスターがエッジの部分で削れてしまい
直ぐにボロボロになってしまったので、M1911A1から面取り加工される様に
なったそうな。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

あとM1911からの改良点として、トリガーの引き代が狭くなり、トリガー後部の
フレーム部分の面取り加工が追加されました。(写真上)。それとグリップ後部の
メインスプリング・ハウジング形状の変更。

それからグリップ・セイフティ上部の後方に突き出た部分が、少し長くなりました。(写真下)
これはM1911を撃った際に、スライドが後退してハンマーが起きた時
ハンマーとグリップ・セイフティの間に、親指と人差し指の付け根部分が挟まれ
怪我をする事が起きた為。

なるほど、なるほど。最近のガバ系に多い、後方にビロ~ンと長い形状の
ビーバーテイルが付けられている意味がやっと分かった。
恥ずかしながら最近まで、ただの装飾品と思ってました。
でも皆同じ形状なのが不思議だったんですよね。

と、M1911A1を良く再現されていますが、細かく見るとフロントサイトの形状が
なんだかM1911のままっぽい(直線部分が無い)のですが、まあ
複数メーカーが大量生産した実銃の歴史を思えば、これも「あり」と
いう事で。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

リアルで無い部分と言えば、、アルミ製アウターバレルの銃口を覗き込むとなんだか
ライフリングがギザギザになってます。
どうやら11mmの正ネジになっていて、サイレンサーやらトレーサー等が
装着出来るみたいです。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

ならばと、小型のトレーサーを装着してみました。
まあ、アウターバレルを交換することなく手軽にサイレンサーやトレーサーを
装着出のは面白いし便利だと思います。
実際、アウターバレルを交換すること自体手間ですし
ネジ付きのアウターバレルが、どこからも発売されていなければ
サイレンサー等の装着自体不可能ですから。

実戦派の方なら大歓迎だとおもいますが、お座敷シューターの私としては
銃口の内側に装着するとか、もしこの為にショートリコイルしない仕様になったのだとしたら
ちょっと引いてしまいます。
リアルな部分と、そうでない部分のギャップがありすぎて・・・。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

ショトリコイルしないのなら、どうなってるのと通常分解してみると
アウターバレルとチャンバー部分がガッツリと固定されていました。
これで実射性能的には安定した飛びや作動になるのでしょうね。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

ホップ調整はフレームからスライドを外した状態で行います。
チャンバー部分左横のダイヤルを回せばホップアップの調整が出来ます。

タニオコバ×BATON airsoft M1911A1 CO2ガスブローバック

マガジンはシングルカラム(単列弾倉)で装弾数は14発と、ちょっと少なめ。
M1911A1の薄いマガジンでは、CO2ボンベが収まりきらないので
この辺りはリアルとは言い難いですが、CO2ブローバック・ガスガンが
撃てるならしょうがない所ですかね。

CO2マガジンには、三ヶ月ガス漏れ無償修理保証がついています。

実射

通常のHFC134aガスガンより重い引き心地のスライドが、期待を膨らませてくれます。
リコイルショックは今までのガスガンとは次元の違う強さで
「ABSのスライドは軽いから、リコイルショックは鋭さがあるよね~」とか
「ヘビーウエイトモデルだとブローバックにズドンと重みがあるよな~」
なんて事を超越している凄さ。
強烈だしブローバックスピードも速い。作動音も派手です。

計測時は10月後半の秋ですが、初速は、81m/s~84m/s位でした。

ふた昔前のガスガンに比べれば、今の通常のHFC134aガスガンもかなり、ましには
なってますが、まだまだ気温にはデリケートなので、寒い季節でも
きをつかわずに撃てるCO2ガスガンは良いですねえ。

ボンベ1本で大体 7 マガジン分、100発程度撃てます。
そんなに数多く撃たない、私の様なお座敷シューターなら
丁度いいくらいかな。

今までのブローバックガスガンのリコイルショックに
物足りなさを感じてる方は、是非体感してみて下さい。

-ブローバックガスガン, BATON airsoft, CO2ガスガン

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