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レビューで分かるBATON GLOCK G19 Gen5 CO2GBB

実銃と映画のお話し

グロック17は、1982年にオーストリア軍に制式採用され、1985年にアメリカで民間モデルが発売されると瞬く間に人気を博し、世界で初めて商業的に大成功を収めたポリマーフレームオートになりました。

グロック17は、フレームやトリガーなど強度に問題が無い部分に特殊なプラスチックが使われていて、内部構造も特殊。

ハンマーを持たず、ダブルアクションでストライカーを作動させて撃発します。

ストライカーとは、自分で動いて弾を撃発させるファイヤリングピンみたいな物です。

このプラスチック製の特殊な銃と言う認識は、時にとんでもない物に仕立てられてしまいます。

映画「ダイハード2」(1995年公開)ではグロック17が、「グロック7」と言うプラスチック製でX線検査でも映らないドイツ製の高価な特殊ピストルとして登場します。

実銃グロック17は、スライドやバレルは金属製でX線に映るし、そもそも弾は金属で出来てますし、ドイツではなくオーストリア製なんですが。

まあ設定が架空銃なんですけども。でもグロックって言っちゃってるしな~。

 

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BATON GLOCK G19 Gen5 CO2GBB

CO2ブローバックガスガン 

可変ホップアップシステム

全長   185mm 

重量   640g

装弾数    20発

価格   36,080円 (税込み)

 

この銃の特徴
〇正式ライセンスモデルで刻印類もリアル
〇8gCO2カートリッジ使用で、コンパクトなグロック19をモデルアップ。12gカートリッジ用マガジンもある
〇鋭いブローバックと優秀な実射性能で満足感は高い

 

 

 

 

 

 

外観レビュー

グロック19はグロック17直系のコンパクトモデルで、1988年に第2世代から登場しました。

右側はBATON製 BG-17(グロック17)ですが、グロック19はスライド先端とグリップ底部が少し縮められたモデルです。

二丁を重ねてみると、こんな感じ。

一見すると、余り違わないイメージですが、実際使ってみるとグロック19のコンパクトさが良くわかります。

特にグリップは、グロック17の方は握り心地に余裕が感じられ、グロック19の方はギリギリピッタリなサイズ感。

スライドの質感が、BATON製お馴染みのザラザラとした物なんですが、まあフレームとのコントラストがあって良いですね。

ライセンスモデルなので、さすがに刻印類はリアルで特に金属製チャンバー回りは良い!

Gen5から採用されたフロント・セレイション(滑り止めスリット)やスライド先端の拡大された面取り加工も再現されています。

アウターバレルも金属製。

スライドを引いた時に見えるメタルアウターバレルの質感が、何とも言えません。

インナーバレルは、目立たない様に黒く塗られています。

 

BATON製G19は、MOS(モジュラー・オプティック・システム)仕様。

各メーカーのマイクロ・ドットサイトに対応するため、4種類の金属製マウントプレートが付属します。

Docterピッチ、Trijiconピッチ、C-Moreピッチ、Leupoldピッチの4種類です。

早速手持ちのVECTOR OPTICSとSIG AIRのドットサイトを取り付けてみました。

Docterピッチのマウントプレートの取り付けネジの規格はM3で、ドットサイトに付属のネジと会わなかったので別途用意する必要がありましたが、ピッタリ綺麗に装着できました。

ただ、マウントプレートは実物用に作られているので、レプリカだと取り付け用穴や位置決め用の凸凹のサイズが違った物もあり、装着出来ない事もあります。

 

G17よりコンパクトなG19は、アンダーマウントレイルも短くなっているので、ピッタリサイズのライトを考えるなら選択肢は減りますね。

でも最近はライトの種類も豊富なので、お気に入りの物がきっと見つかるはず。

実銃グロックは、第5世代からスライドストップがアンビ(両側)タイプになり、使い勝手が良くなりました。

BATON製G19のスライドストップには、スライドストップ・ノッチの削れ対策が施されています。

全弾打ち尽くしてスライドがホールドオープンする時は、スライドストップの突起がスライド内側の金属パーツに引っ掛かって止まる仕組み。

なので昔のオートマチック・ピストルのエアガンの様に、スライドストップ・ノッチが削れてホールドオープンしなくなった!なんて悲しい事態にはなりません。

グリップの滑り止め加工は、第4世代にシボ加工からドットパターンに変わっています。

そして第3世代から採用されたフィンガーチャンネルが、第5世代に廃止されました。

個人的には気にならなかったフィンガーチャンネルですが、合わない人も多かったのでしょう。

マガジンキャッチ・リリースボタンも第4世代から大型化しています。

グロック19のマガジンは、8g CO2カートリッジ仕様で装弾数は19発。

今までは12gのカートリッジしか流通していなかったので、マガジンの小型化が難しくコンパクトな銃のモデルアップが出来なかったのですが、今後は期待できそうですね。

因みに、8gカートリッジの全長は約66mmで12gカートリッジの約82mmより16mmほど短いです。

写真左側はBATON製BG-17(グロック17)用マガジンで、実銃と同様にグロック19に使用できます。

写真右側はグロック19の別売オプション、12gカートリッジ仕様マグバンパー・マガジン。

8gカートリッジが入手困難な場合や、ゲームでガスを長持ちさせたい時は便利です。

左側が8g用マガジンで、右側が12g用マガジン。

8gカートリッジ1本で、約90発ぐらい撃てますね。

12gカートリッジだと、約120発ぐらい撃てます。

BATONさんの商品説明によると、この12g用マガジンはグロック17用マガジンにマガジン・バンパーを装着した物ですが、マガジン・バンパーを固定するストッパーが長くなるため、グロック17用マガジンより装弾数が減っていると言う事です。

確かにグロック17の装弾数は22発ですが、マグバンパー・マガジンは20発と8gと同じ装弾数です。

ホップアップの調節は、フレームからスライドを外してチャンバー下部にあるホップアップ調整ダイヤルを回して行います。

まあ、マルイ製等と同じ方法ですね。

実銃通りのダブル・リコイルスプリングもそそる!

 

実射

スムーズながら、やや重いスライドの引き心地がブローバックのキレの良さを期待させる。

コンパクトなグリップは私にはピッタリですが、人によっては少し窮屈かも?まあ、コンパクト・モデルですから。

グリップにぐるりと刻まれたドットパターンも、それ以前のモデルよりは滑り止め効果を発揮しています。

切れの良いトリガーを引くと、ビシッと鋭いリコイルショックが手に伝わります。

スライドが短い分、グロック17よりもキレの良さがあり子気味良さは秀逸。

リコイルショックは、1911シリーズの様な最大級な物ではありませんが、撃ち心地は十分な反動です。

性格的にグロックならこれで良いでしょうと思えるレベル。

レプリカ・ドットサイトを載せていたら、壊れないか心配になるレベルです。

弾の飛びも、フラットで良く飛びますし、安定感もあり集弾性も抜群。

いつまでも撃っていたい、楽しいモデルです。寒さにも強いですし。

唯一の難点は、お高い価格かな。

元々やや高めのCO2ガスガンですが、ドットサイトを搭載可能にし、金属製のマウントプレートを4枚も付けたら、それは高くもなりますわねえ。

でも「グロックなんてお腹いっぱい」と言う方でも、撃った後には欲しくなる逸品ですね。

願わくば、8gカートリッジの流通量が増えてコンパクトなCO2ガスガンが増えてくれたら嬉しい限りですが。

 

距離10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ) 0.20gBB弾 10発

BATON GLOCK G19 Gen5  11.9℃  45%
0.20gBB弾 平均初速    79.0m/s 
1発目  79.3m/s 
2発目  79.8m/s 
3発目  78.4m/s 
4発目  78.2m/s 
5発目  79.2m/s 
計測機G-FORCE BB POWER TESTER

0.20gBB弾の初速は、適正ホップ時の数値です。

 

 

 

 

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