電動ガンBOYsシリーズ 10才以上用電動エアガン
可変ホップアップシステム
全長 543mm
重量 1,090g (電池含む)
装弾数 140発
価格 9,240円 (税込み)
タボールはイスラエルのIMI社(デザートイーグルとかウージーを作った会社で 現在は分離独立したIWI社が生産)のブルパップ式アサルトライフル。
そのなかでも、今回マルイがモデルアップしたのはスタンダードモデルより バレルが80mm(実銃スケールで)短いコンパクトモデル。
ブルパップ式のアサルトライフルと言えば、ステアーAUG等が有名ですが 私も国産エアガンメーカーがモデルアップしている物位の知識しか無いので このタボールも、よくイギリスのL85A1と混同していました。
これです。
L85A1 (写真=パブリックドメイン)
なので、H&K社によって改修されるまで、ダメダメ銃だったのは、どっちだったかな~?
なんてレベルのところに、マルイさんからドーンとタボールが発売されてビックリ。
ちなみに改修されたのは、L85A1の方で、L85A2になりました。
ブルパップ式の特徴は、機関部をストック部分まで後退させる事で、銃身を短縮させずに(命中精度を落とさずに)銃本体をコンパクトにする事が可能になります。
なので、ただっ広い野戦でも集弾性が良く、狭い市街戦でも扱いやすくてオールマイティに使える利点があります。
写真は、同じ電動ガンBOYsシリーズの「スカーL CQC」と全長を比較した物です。
スカーのストックは、一番伸ばした状態でストックからグリップまでは、ほぼ同じ長さかな。
スカーも銃身が短いCQCモデルですが、タボールはさらにコンパクトなのが分かりますね。
しかも銃身はスカーより長い。
まあ、電動ガンBOYsシリーズのインナーバレルは、銃身の先端まできっちり伸びては、いないので厳密な比較は出来ませんが、実銃で比較するならばタボール・コンパクトの銃身長は380mm、対してスカーL・CQCの銃身長は254mmとタボールのほうが126mmも長い。
BOYsタボールの外観は、表面がザラザラに加工された面が多くツルツル・テカテカのプラパーツが目立たないので、安っぽさはあまり感じません。
(10才以上用電動ガンでは・・・の話。)
とは言え、レシーバー上面やマウントレイル、サイトはツルツルのプラなので上から見ると、ちょっと・・・・・・・。
グリップの上部辺りに、片側4つの通風孔があり、実銃同様の内部パーツが見えてリアルに再現されています。
グリップ付け根にセレクターがあり、写真の「S」の位置でセイフティ状態。
「R」がセミオートで、「A」でフルオートになります。
使い易い位置にありますが、大人だとグリップを握ったままの操作は、少し窮屈かな。
グリップの中指がくる部分に、BOYsシリーズではお約束のセイフティボタンがありしっかりグリップを握ってボタンを押している状態でないと、トリガーは引けません。
まあ、ボタンは軽く押せるし、グリップを握れば自然とボタンは押されているので難しい事はなにもありませんけどね。
妙にピョコッと出ている、マガジンキャッチリリースレバー。
こんなに出てるの~? と実銃の写真を見てみると、確かにピョコッと出てますな。
先ほどのセレクター操作時の窮屈感は、セレクターを操作しようと手をずらすとこのマガジンキャッチリリースレバーと手が干渉してしまうせいでした。
実銃の場合は、もっとスペースに余裕があるのかもしれませんがBOYsタボールの場合は、大人が操作する場合リリースレバーを押してしまいそう。
マガジンはM4共用の140連ゼンマイ式多弾数マガジン。
写真の様に上部のフタを開けて、BB弾をジャラジャラ流し込むだけなのでとっても簡単なのですが、毎回思うけど、マガジン底部のゼンマイを巻くギヤを回すのが辛い。
18才以上用の多弾数マガジンに比べると巻き難いのだ。
ギヤのギザギザに爪を引っ掛けたり、指の腹を思い切り押し付けて回してみたりしてますが、すぐに指が痛くなっちゃう。
しかも、ちょっと巻くのをサボると直ぐに給弾不良になり、空撃ちになってしまう。
今までも多少感じていましたが、今回ほどでは、ありませんでした。
マガジンにも当たり外れがあるのか~!!
電池は、アルカリ単三電池を6本使用します・・・・・・が、私は今回も充電タイプのエネループで。
最近では100円ショップで、6本入りのアルカリ単三電池もあるので買ってくれば良いのですが、つい手もとにあるエネループを使ってしまいます。
電池の装着手順は、矢印のロック解除ボタンを押しながらハンドガードを前方に引き抜きます。
電池は左右と底部の3列に、2本ずつ入れます。
ホップアップはスライド式、簡単で分かりやすいですね。
銃本体右側、実銃のエジェクションポートの部分にあります。
18才以上用と違って、むき出しなのはBOYsシリーズ共通。
ブルパップ式の欠点として、コンパクトさゆえにフロントサイトとリアサイトの間隔が短くなってしまい、これは命中精度に悪影響になります。
なので実銃は、光学サイトの装着が前提でノーマルサイトは補助的な物になります。
フロントサイトは縦方向に、リアサイトは横方向に畳むことができます。
エアガンの場合は(しかも10才以上用なら、さらに)、命中精度的にそこまでの照準のクオリティは必要ないのですが、どうせならドットサイト等装着したいですよね。
しかしBOYsシリーズのマウントレイルの幅は18mmで、通常の20mmより2mm小さい。
しかもプラ製なので、重い物を装着するのは、抵抗があります。
で、手持ちのBOYsシリーズ用ズームスコープを装着してみました。
これは軽量で、大きさも丁度良いのですが、なんせレティクル(照準を合わせる十字)が無いので・・・・・。
ちと寂しいのでフロントサイトを起こしてみると、位置的にはバッチリ。
ただ、やはり近すぎてフロントサイトがぼやけてしまうのですがまあ、無いより良いかも。
ついでにレーザーサイトも付けてみました。
これは20mmマウントレイル用なのですが、なんとか付いてます。
絶妙な位置に、絶妙な傾きでマウントレイルが装備されているのが良いですね。
18才以上用エアガンでも発売してくれないかな~。欲しくなっちゃった。
ハンドガード部にもレイルが装備されているので、フラッシュライトも装着してみたのが、ページトップの写真です。ん~タクティカル~て感じ。
あと、機能はありませんがコッキングハンドルとボルトリリースボタンは可動します。
まあ、雰囲気を楽しむということで。
タボールを構えた感じは、やはりメカが後部に集中しているのでバランスが悪いですね。まあ、軽量なBOYsだから使い難さを感じるほどではないですが。
あと実銃と同様に、射手の耳元が機関部とかなり接近するので他のBOYsシリーズのアサルトライフルに比べて、やや作動音がうるさく感じます。
作動は軽快そのもので、BOYsシリーズも多弾数マガジンになってからフルオートの気持ちよさが倍増しましたね。
ただ、前出のマガジンのせいで今回は楽しさが半減してしまいましたが・・・・・・。
実射性能は今までのBOYsシリーズ同様素晴らしく、10才以上用エアガンの最高峰という称号は、まだまだ続きそうです。
LIGHT PROシリーズとともに、どんどん種類が増えてくれたら楽しいですね。
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