
CYMA VCME623 URX4 M-LOK E.T.U
E.T.U電子トリガー電動ガン
可変ホップアップシステム
全長 820mm-902mm(ストック伸長時)
重量 2310g
装弾数 300発 ゼンマイ式多弾マガジン
初速 平均 84.2m/s(0.2gBB弾)
初速 平均 70.9m/s(0.25gBB弾)
価格 21,000円 (税別)

アメリカの小火器・小火器パーツメーカーのナイツアーマメント社が
手掛ける、M16系クローン5.56mm口径の高品位自動小銃が
SR-16です。
ナイツのレールハンドガード・システムであるURX4
(アッパー・レシーバー・エクステンション4)は、M-LOKを
採用しています。
そのSR-16を中国のエアガンメーカーCYMAがモデルアップした物が
CME623で、しかも今回は(と言うか、今回も)スポーツライン・グレード。
すなわち、廉価モデルなのですが、CYMAの電子トリガーシステム
E.T.Uを搭載しているという、買う気にさせる一丁なのです。
ひと昔前の海外製電動エアガンと言えば、マニアの方が
分解整備しないと使い物にならない代物ってイメージでしたが
今や新品箱だし状態で問題無く使えるし、兎に角安くて性能も
良い物が多いです。
なかには、ハズレもあるかもしれませんがね。

このSR-16の最大の特徴は、アッパーレシーバーとハンドガードが
一体型になった最新のURX4で、URX3ではハンドガード前後に
僅かながらレールを残していましたが、URX4では上面以外の
レールは全て無くし、ハンドガードの形状を八角形にしました。
そして上面以外の7面にM-LOK規格の取付孔がぎっしり
開けられています。
これにより上下左右に加えて、45度の斜め方向にもレイルが
取付可能になりました。
上面のレイルを残したのは、後付けタイプのレイルだと
元から備わっている物に比べると、どうしても精度や耐久性が
劣ってしまうからだそう。
M-LOKは2014年にアメリカのマグプル社
(Magpul Industries Corporation)が開発したレイルハンドガードの
規格ですが、同じ様な規格で少し早い2012年にVLTOR社が
開発したKeyModと呼ばれる物もあります。
両者とも優れたレイルシステムなのですが、アメリカ海軍のテストで
より高い性能が評価されM-LOKは幅広く
採用されはじめています。
とまあ、実銃の世界では優秀なM-LOKですが
スポーツライン仕様となると、ほぼ全身プラスチックなので
屈強な~とは言えませんが、ナイロンファイバー樹脂なので
質感は良いし、思ってる以上に頑丈そうです。

M-LOKへの取付は専用のネジの付いたレイルを使用します。
32mm×7mm規格の孔=スロットに必要な長さのレイルをはめ込み
六角レンチのネジを絞めて固定します。
スロットをまたいでの取付も出来ますし、180度向きをかえても
取付出来ます。
レイルをスロットにはめ込み、ネジのナット部分が90度回って
スロット内側とナットが嚙み合うように締め付ければ終り。
実物のM-LOKをまじまじと見たことが無いので
良くは分からないのですが、写真のCYMA純正別売パーツの
M-LOKレイルとM-LOK関連のクオリティは
エアガンレベルだと思います。

ハンドガード付け根付近の左右には、QDスイベルを
直接取付られるQDスリングホールが装備されています。
ここは金属製の別パーツなので、ある程度耐久性は
ありそうですが、ストック付け根にあるはずの
QDスリングホールは、残念ながらモールドの
ダミーでした。
まあ、実銃と見比べると位置もおかしかったりしますけどね。

QDスイベルタイプのスリングを取り付けてみましたが
なんだか若干サイズが違うのか、取り付け部分が
少しグラグラするのですが、こんなものなのかな?
強く引っ張っても外れる事はないですが、ちょっと不安。

ロアレシーバーの刻印は、ほぼプリントです。
アンビ(両側)タイプのセレクターは刻印ですが
可動するのは左側のセレクターのみで、右側の
セレクターは動きません。

アッパーレシーバーからバレル先端まで続くトップレイルには
もう何でも載せ放題。
フロント・リアサイト共に折り畳み式なので、光学系サイトを
載せても邪魔にはなりませんし、勿論取り外しも出来ます。
リアサイトはダイヤルを回せば上下左右の微調整が簡単に
出来ますし、ダイヤルもクリック感があって使い易いです。

トリジコンACOGタイプの4倍スコープを載せてみました。
もともと重量が軽いので、色々載せても苦にならない
かもしれません。

アウターバレルは金属製ですが先端のフラッシュハイダーは
安っぽく見え過ぎるプラスチック製で、14mm逆ネジタイプです。
大体、通常は緩み防止でイモネジで固定してあるものですが
こちらは廉価モデルらしく、固定はありません。
手持ちのマルイ製ナイツタイプ・サイレンサーを取り付けて
みましたが、スナイパーライフルみたいになっちゃいましたね。

チャージングハンドルを引くとホートカバーが開き
ボルトカバーが僅かに後退して、ホップ調整用ダイヤルが
顔を出します。
この操作は、もうお馴染みですし特別ホップ調整が
微妙という事もなく、普通に出来ます。
でも、この普通っていうのが昔はダメだったんですよね。
良い時代になったもんだ。

8.4Vニッケル水素バッテリーは、SOPMODストックに収納
するので、左右の空間に納められるセパレートタイプが
お勧めです。
真ん中のストックチューブ内に納めるのが、ストック伸縮時に
配線を痛めるリスクが無くて、一番良いのですが
それだと小さいバッテリーしか収納出来ないので
実用的では無いですね。

マガジンはスチール製のゼンマイ式多弾マガジンで
銃本体と同様に作動はスムーズで、チャンバーへの
給弾不良も無く快調に動いています。
マガジンを銃に装着した時のクリアランスは、若干余裕があり
マガジンリリースボタンを押すと、自重で落下します。
CYMA VCME623 URX4 M-LOK E.T.U電子トリガースポーツライン : エアガンレビューン
実射
スポーツライン・グレードの全身ナイロンファイバー樹脂は
軽くて、しかもそこそこ強度もあるので気軽に扱えるし
不要なマウントレイルの無い、URX4ハンドガードは細くて
非常に握り易く、様々な射撃スタイルを取りやすい。
電子トリガーのお陰なのか、セミオート時のレスポンスが
良く感じるのは、毎回決まった位置でピストンが
停止しているせいなのかな。
元気よく回っているモーターも鋭さに貢献していますね。
ただ、トリガーストロークがやや長めなので
セミオートでの連射では、個気味良さを若干スポイルしています。
作動音はやかましい感じは無く、フルオートでも気持ち良く撃てて
計測してみると、フルオート時の連射スピードが14~15発/秒と
スタンダード電動ガンでは十分なスピードなのも
撃ち心地の良さに関係しています。
最近の海外製エアガンの実射性能は素晴らしく
ちゃんと組み立てられてるのか、新品箱だし状態でも
即使える性能で、集弾性も申し分なく
距離12mと、近距離の的当てではありますが
良くて直径4cmの円内、悪くても6cmの円内に収まります。
今まで海外製エアガンでは不安だった、初期不良の対応も
180日の保証が付いているし、購入するハードルは
どんどん下がってきてますよね。
耐久性は分かりませんけど。


CYMA VCME623 URX4 M-LOK E.T.U電子トリガースポーツライン : エアガンレビューン
距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾
セミオート10発

CYMA VCME623 URX4 M-LOK E.T.U電子トリガースポーツライン : エアガンレビューン
距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾
フルオート
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