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レビューで分かる[KSC Vz61 スコーピオン HWブローバック]

 

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

実銃のお話し

チェコスロバキアの、当時国営会社だったチェスカー・ズブロヨフカで開発されたサブマシンガンが、Vz61。

61年式という意味で、チェコスロバキア軍に1961年に正式採用されました。

「スコーピオン」という名は愛称で、ストック収納時に上に回転させて折りたたむ姿が「サソリ」を連想させるため。

それと、元々は戦車兵等の護身用に作られたものでしたが、そのコンパクトで扱い易い性格から、特殊部隊やテロリストにも愛用されました。

そんな小さくて毒々しい所からも「スコーピオン」を感じさせるところです。

このVz61の最大の特徴は「レイト・リデューサー」という発射サイクルを調節出来る機能を搭載している事。

有名なイングラムM11の様に、コンパクトなサブマシンガンはやたらに

発射サイクルが早くて、扱い難く無駄弾も多い。

それを解消するために、発射サイクルを遅くする機能がレイト・リデューサー。

イングラムM11が毎分1200発程度(秒間20発)の発射サイクルに対して、Vz61は毎分750~850発とされています。

さらに作動がクローズ゜ト・ボルト方式と、小生意気なやつなんですよね~。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

KSC Vz61 スコーピオン HWブローバック

セミ/フルオート・セレクティブ ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   273mm (ストック展開518mm)

重量   1,550g

装弾数   20発

価格   28,944円 (税込み)

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

 

外観レビュー

さて、国内のエアガン事情はと言うと、マルゼンさんが一昔前からブローバックガスガンを発売しています。

あとマルイさんが電動とエアーコッキングタイプを発売していますね。

マルゼンさんのブローバックガスVz61は、子気味良い作動でなかなかの傑作でしたが  多少欠点もありました。

これはマルゼンさんだから・・・・ではなく、コンパクト・サブマシンガンをブローバックガスガンにモデルアップしたら、こうなってしまう・・・・

という典型的な例なのですがひとつは、マガジンが細く小さいので必然的にガス容量も少なくなり、フルオートで撃つとマガジンが急激に冷えてガスの気化が間に合わなくなり、作動に勢いが無くなりスローダウンしてしまう事。

もうひとつは、フォアグリップ代わりにマガジンを握って撃っているとマガジンフォロアーと手が干渉してしまっていました。

外観もデフォルメされてる部分もありましたね~。

しかし、税抜き価格 15,800円でブローバックガスガンのSMGが手に入るなんてちょっと衝撃的のバーゲンプライス!!です。

まあ、スポット生産なので入手は難しいかも知れませんが・・・・・。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

で、今回のKSC製Vz61ですが、外観は全身ヘビーウエイト樹脂に濃い目の塗装が施され、KSCお得意の「ザラッとした金属感」が漂う。

金属パーツとの色合いも良く、全体的に良く纏まっています。

これまたお得意の、リアルな刻印類も雰囲気を盛り上げてますね。

安っぽいプラスチック感など微塵もありません。

重量も実銃と同じ1、550g。マガジンを外した時の重量も実銃と同じなんて立派なもんです。

ただレイト・リデューサーの機能は今回再現されなかったのが残念。

しかし考えてみればエアガンの場合、とくに電動ガン等は発射サイクルを高速化する方が重宝されていて、わざわざ遅くする機能なんて必要とされていないのかも。

また実際に機能させたとして、もしかしたら実銃ほど変化し難いのかもしれませんね。

そこの所は知りたいですねえ。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

フル&セミのセレクターは左側グリップ上部にあり、グリップしている右手の親指でもレバーに届くのですが、新しいせいか若干操作が渋め。

まあ、あまりに軽くブラブラ動いてもらっても困るのですが。

「0」位置のセーフティにすると、ボルトとトリガーが完全にロックされます。

でもセイフティ位置をまたいでセミ&フルを切り替えなんて、ちょっと違和感。

だいたいこのセレクターの部分が古臭い感じがして、実年齢より年寄りな銃に感じてしまうんですよね~。

あっと!!エアガンレビューなのに、実銃の批判をしてしまった。

エアガンは実銃を忠実に再現しているので、罪はありません。

忠実といえば、マルゼン製Vz61のフルオートポジションには「20」ではなく「30」の刻印が。

実銃のロングマガジンの装弾数は20発で、マルゼン製は30発。

真面目といえばそうなんですが、「20でえんとちゃいますの!!」と突っ込みたくなります。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

KSC製のマガジンは装弾数20発。リアルな数字なのですが今時ブローバックハンドガンでも20数発は当たり前なので、なんだかフルオートに弱腰なのか?と勘繰りたくなります。

サバゲーでの使用も不満が出るでしょう。

装弾数が2倍のロ---ングマガジンも発売されていますが、こちらはやたら長くて折角のコンパクトSMGらしい扱い易さがスポイルされてしまってる感じ。

価格もちと高いのですが、それでもフルオート中毒な私は無意識に同時購入してしまうんですな~。

矢印の所がマガジンリリースボタン。この位置が絶妙。

右手で銃を持ったまま、左手はマガジンの根元を持ちその親指でリリースボタンを押しながらマガジンを引き抜いて・・・

新しいマガジンをガシッと差し込む。んー良い!!

マガジン自体の扱い易さは、今まで通り。

マガジンフォロアーは、いっぱいに下げた所でロックできるのでBB弾装てん時は楽ですし、今まで頑なに変えなかった金属製マガジンリップも、いつの間にかプラ製になってますし。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

ストックは簡易ストックと言える物で、精密射撃をするにはちょっと短いしあまり安定感も無いです。イングラム同様、体に押し当てて射撃を安定させる感じで使うのが見た目にも宜しいかも。

まあエアガンですから、普通のストック的な使い方も出来ますが肩にストックを当てると、銃と顔が近すぎちゃう。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

ストックは矢印部分のピン一本で固定されているので、このピンを押し込みながらストックの付け根を左側にスライドさせれば、簡単にストックが取り外せます。

ストックを外すと、途端にマシンピストルふうに雰囲気が変化します。

な・・・なんかカッコイイ。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

リアサイトは、近距離用と遠射用を、前後にシーソーの様に倒して切り替えます。

それぞれのに「75、150」の刻印が。サイト自体に色付けなどはありません。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

フロントサイトも専用の調整パーツで回転させながら調節します。

まあ調整できる範囲も狭いので、微調整レベルですが。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

ホップアップ調整は、今まで通りチャンバー部のギザギザに専用レンチを押し当てて行います。

写真の状態で時計回りに回して、ホップ弱になります。

ただ、普通のオートマチックハンドガン等よりチャンバーが奥の方にあるので、若干回し難いですね。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

通常分解はロアレシーバー先端のピンを抜く事で、簡単にアッパーレシーバーが外れます。

ピンを完全に抜かない状態にすると、実銃と同じく中折れ状態の通常分解にさせる事ができますが、レシーバーの耐久性を考えると、不意の破損を避けるためあまり中折れは、やらない方が良いみたいですね。

アッパーレシーバーのボルトを、最後部まで引いてボルトノブを外すとご自慢のマグネシュウム製ボルトが後方に抜けます。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

で、中を覗いてみると、新型ホップチヤンバーが拝めます。

ホップアップラバーの真ん中に切れ目があるのが特徴ですね。

KSC Vz61 スコーピオン ヘビーウエイト ブローバックガスガン

グリップ底部のグリップナットを細めのドライバー等で回転させて外すとグリップが外れてリアルなバッファー部分がみれます。

実射

軽い操作感のボルトを引いて初弾をチャンバーに送り込むと、乾いた金属音が雰囲気を盛り上げます。

ブローバックに関しては、KSCさんが軽量なマグネシュウム・ボルト仕様にしたということは、撃ち心地よりは作動性を重視したという事でしょう。

となるとリコイルショックの方は、あまり期待できませんし天気予報の最高気温が21度(テスト時の我が家の室内の温度計は22度でした)とフルオート・ブローバックガスガンには、ちと厳しい季節に突入してるので、ブローバックの作動に関して、良いコンディションとは言えませんね。

まずは20連マガジンから試してみます。

バッバッと、少し低めの発射音。リコイルショックは予想通りのレベルでしたが流石にシステム7エンジンだけに、子気味良い作動であっという間に全弾撃ち尽くしてしまいました。

フルオートで撃つと、マガジンが一気に冷えてるのが手に伝わってきて発射音がちょっと弱ってるか?と思ったときには、もう撃ち終ってます。

20発なんてフルオートで撃つとあっという間ですから。

驚いたのは集弾性の良さ。正直お世辞でも狙い易いとは言えないオープンサイトで凄い纏まり。

新型ホップチャンバーの実力の凄さを思い知ったのですがもっと精密に狙える光学サイトが、全く似合わないのもスコーピオン。

このジレンマ、どうしてくれるんですか!!!もう。

適正ホップ時の飛びも、凄くフラットです。

少し強ホップにすると、飛んでる後半弾が急上昇するので、調節が分かりやすいかな。

さて次の40連マガジンですが、あの長さは伊達では無かった!! の一言。

たっぷりとガスを詰め込んだ、ながーーーいマガジンが「どうぞ思う存分ガスをお使いください」とでも言っているようでその撃ち心地は20連マガジンとは、まるで別物。

リコイルショックもドッドッドッと力強く、芯がある感じ。

当然フルオートで、難なく全弾一気に撃ち尽くせます。

これは同KSC製グロック18に、ロングマガジンを装着して撃った時と同等レベルの変化です。

逆に言えば、標準装備の20連マガジンでしか撃たなくて、「こんな物か・・・・」と思われてしまうのは、なんてもったいない事かと思います。

なんとかならないのですかKSCさん。

あと、やはり20連でも40連でもフォアグリップ代わりに握ってるマガジンのフォロアーと指の干渉は起こるので、フォロアーの通る溝の部分は意識して指を浮かせる等の対策が必要です。

とくにフルオート時は、指にフォロアーが引っかかると給弾不良になるので、要注意です。

いや~、リアルな外観と実射性能が高いレベルで融合している最近のKSCモデルを象徴しているかの様なスコーピオン。

お手軽でお求め易い価格の他社モデルも良いですがコレクターの方は勿論、近接戦闘ならゲーマーの方も納得されると思う拘りの逸品も良いですよ~。

距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 セミオート10発

距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 
フルオート20発

フルオート時の銃の跳ね上がりを意識しすぎて、
着弾が下に寄っちゃった。

距離7m 半径2cm刻みの円 
0.2gBB弾 フルオート40発

距離7m 半径2cm刻みの円 
0.2gBB弾 フルオート20発 片手撃ち

発射サイクルは40連マガジン時で秒間約16.5発。
なので一分間で990発。実銃より若干早いですが
KSC製M11が実銃通りの秒間20発以上なので
性格付け的には、まあまあの所でしょうか。
初速は平均 73.22m/sでした。

 

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