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レビューで分かる[マルイ H&K HK45 ブローバック]

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

実銃とエアガンのお話し

HK45は、アメリカ軍の正式拳銃M9の後継トライアルのために、ドイツのヘッケラー&コッホ社が、H&K P30をベースに作った物。

残念な事にトライアル自体は白紙になってしまったのですが北米向けに販売はされています。

なので、大口径好きなアメリカ人向けのため45口径のみのラインナップになっています。

国産エアガンでは、すでにKSCがモデルアップしていますが初期ロットの物は、全弾撃ち尽くした時のスライドストップが掛かり難いというお座敷シューターにとっては、雰囲気台無しとも思える症状が発生していたので(のちに改善されたかは不明)個人的に印象悪かったですね。

KSC HK45の場合、ノッチ削れ対策されていないのに、中途半端にスライドストップ・レバーがノッチに当たるもんだから、すぐにノッチが変形してしまいテンション下がりっぱなし・・・・・。

その点、ノッチ削れ対策では完璧を誇る(方法はともかくとして・・・)マルイ製の登場で久しぶりにテンション上がります。

大型拳銃ということで、その撃ち心地も気になる所ですねー。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

マルイ H&K HK45 ブローバック

ブローバック ガスガン

可変ホップアップシステム

全長   204mm

重量   782g

装弾数  26発

価格   16,800円 (税別)

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

 

外観レビュー

アメリカ軍と言えば特殊部隊向けの正式拳銃MK23(H&K社製45口径)があります。

こいつは高性能、高耐久性重視で作られているために大きくて重い。

「おまえはデザートイーグルか!!!」って位なんですがモデルアップされているエアガンも、リアルに凄い。

KSC製ブローバックガスガンMK23ヘビーウエイトモデルで全長245mm重量は1180gもある。

いくら特殊部隊ファンと言えど、こんな大きくて重いハンドガンを腰にぶら下げて一日中サバゲーなんて酷な話なのでは?

なので、実銃のトライアルは白紙になったとは言え、MK23の改良版とも言えるHK45に早速切り替えて、もしかしたらアメリカ軍の正式拳銃になってたかもしれないんだし・・・

と、自分に言い聞かせるのも良いかも。
(

実際サバゲーでMK23を使用されている方が、どれ位居られるか知りませんが)

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

次は9mm口径のポリマーフレーム・オートの代表格グロックと比べてみました。

写真はグロック18ですが、さすがに一回りサイズが違いますね。

シンプルなグロックに比べて、グリップ形状がかなり複雑に。

フレームのアンダーマウントレイルは、一見長くて便利そうですがレイル直後にトリガーガードの付け根があるし、グロックの様にラウンドした形状でもないので、使い勝手はグロックとあまり変わりなさそうです。

グロック信者の私としては、コンパクトなグロック位がベストサイズと思ってますし撃ち心地がKSC製にしろ、マルイ製にしろビシッと鋭く塊感があって良いんですよねー。

大型拳銃も嫌いじゃあないのですが、大きくなるとブローバックも大味になる傾向がありますので、なかなか入信には至りません。

結局撃ち心地が重要な選択要因になりますなー。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

次に本体を見てみると、まず目に飛び込んで来るのは複雑な形状のグリップ。

最新ポリマーフレームオートらしく、手に馴染むデザインが施されています。

グリップの滑り止め加工は、実銃は細かいうろこ状に対して、ランダムなブツブツ状。

でも良い感じに握り易くて好印象ですね。

実銃だと45ACP弾を10発おさめたマガジンを装てんしてるわけだから必然的にグリップも大きくなってしまうのですが、大型拳銃に有りがちなグリップの握り難さは、あまり感じられません。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

さらにバックストラップ(グリップの背面部分)は交換が可能。

付属している治具で、バックストラップを固定しているピンを押し出します。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

後は、矢印方向に引き出せばバックストラップは外せます。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

バックストラップはMサイズとSサイズが付属しています。

あまり劇的な変化はありませんが、Mサイズのほうが中央辺りの膨らみが大きい感じ。

写真ではよく分かりませんが、実際付け替えてグリップを握ってみると確かに握り心地に変化があります。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

軍や警察用なら、今時は当然の様にオートマチックもダブルアクションタイプです。

お座敷シューターだと、その必要性の無さから・・・またフィーリング的にシングルアクションの方が良いので、ダブルアクションは毛嫌いしてきましたが戦争物や警察関係が良く出る映画とか見てると、安全性と速射性を兼ね備えたダブルアクションも良いな~と見直してきました。(今更感強いですが)

実銃でもエアガンでも、チャンバーに弾を装てんした状態で携帯する場合ハンマーが起きた状態でセイフティを掛けておくより、デコッキングでハンマーを落としておく方が安心安全っていうもんです。

いざという時は、そのままトリガーを引けばダブルアクションで撃てますしさらに安全に携帯したい場合は、デコッキングしたうえでセイフティを掛けておけば完璧。

HK45の場合セイフティとデコッキングが1つのレバーで操作出来る優れものでハンマーが起きている状態でレバーを押し下げるとハンマーが半分ぐらいまで落ちてレバーを戻すと、写真の様にハーフコック位置まで落ちます。2段階落ちですな。

ちなみにハンマーがどんな状態でもセイフティを掛けることができます。

セイフティにすると、トリガーを引いてもスカスカになり撃つことができません。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

マガジンのリリースレバーはアンビタイプ(左右両側から操作可能タイプ)。

指で押し下げる感じに操作するのですが、普通のボタンタイプに慣れていると最初は戸惑います。

写真に映ってますが、スライドストップ・リリースレバーもアンビタイプ。

こちらは面白い、ってか非常に便利。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

通常分解は一般的な手順で、マガジンを抜き指定位置までスライドを後退させてスライドストップ・リリースレバーを引き抜けば、スライドは前方に抜けて外れます。

ただ、このHK45の場合右側にもスライドストップ・リリースレバーがあるので通常モデルの様に、反対側からリリースレバーの軸を押し出して外すという事が出着ません。

なので、レバーが引き抜き難い場合は、写真の様に付属のクリーニング・ロツドをグイグイっと差し込んで、レバーを浮かせて外してやります。

 

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

スライドを外すと、マルイのスライド・ノッチ削れ対策パーツが見えます。

ウエスタンアームズの様に、ノッチ部分に金属プレートを埋め込むというシンプルな  方法と違って、なんだか段々手が込んできてますなー。

全弾撃ち尽くしてスライドストップ・リリースレバーが上がると、連動して写真のパーツが上昇します。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

それがスライド内側金属パーツのへこみ部分に引っ掛かり、スライドがオープン状態で止まる仕組み。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

なので一見するとスライドストップリリースレバーがスライドに引っ掛かってスライドオープンしている様に見えますが、よーく見るとノッチとレバーの間には僅かに隙間があり、接触すらしていない事が分かります。

なのでノッチの削れや変形は起こりようが無いという訳。

まあ、リアリティより実用性を選択したマルイさんらしい方法と言えますかな。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

ホップアップの調整は他のモデル同様スライドを外した状態で行いますが珍しくホップダイヤルが、チャンバー真後ろにあります。

まあ使い方は一緒ですし、マルイの場合箱出し状態でも、既にだいたい適正ホップ位になっているので、あまり触る事もないのですが。

東京マルイ H&K  HK45 ブローバック ガスガン

あと気になったのがフロントサイト。

フロント・リアサイト共にホワイト・ドットが入っているのですがフロントサイトのドットが、なんか小さくて違和感があります。

別に狙い難いって程の物でもないのですが、リアサイトのドットと大きさに差が有りすぎて、エッ?て思っちゃったもので。

実射

書き忘れてましたが、刻印類は比較的実銃に近くリアルです。

まあKSCさん程徹底された物ではありませんが。

バックストラップを私好みのSサイズに交換して、かなりシックリ握れるものの全体的に大きさは感じますねー。

トリガーフィーリングは癖もなくフラット。

肝心のブローバックは、なかなか興味深い感触になっています。

例えば、マルイ・ブローバックモデルでも最高レベルに強いリコイルショックを持つXDMと比べると、ブローバックの激しさでは劣るものの、ズンッと重みが加わっています。

XDMの弾ける様なブローバックに対して、少し大人しいけど芯のあるブローバックになっているのです。

個人的には、大型拳銃らしくて良い味付けだと思いますが、最高にガンガンなブローバックじゃあないと・・・という方は遠慮された方がいいかと。

それでも、この重みのあるブローバックは撃っていて楽しいし、撃つたびにプルン・プルンと揺れる腕を見ながら、撃ち応えを感じるのも一興。

今までのハードキック・モデルとは、少し違うマルイ・ブローバックを・・・・・・・・。

実射性能は・・・・毎回同じコメントですが、素晴らしい。これしか言えない。

的当ての後、外に出て遠くを狙って撃つと、超フラットな弾道に改めて感動でした。

7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発

 

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