エアガンを始めたばかりの方が最初にぶつかる専門用語、それが「ホップアップ(Hop-Up)」です。
「遠くまで飛ばすための仕組み」とは知っていても、具体的にエアガンの中で何が起きているのかは意外と謎ですよね。今回は、初心者の方に向けてホップアップの仕組みを世界一わかりやすく解説します!
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1. ホップアップを一言で言うと?
ホップアップとは、一言で言えば「BB弾にバックスピン(後ろ向きの回転)をかける仕組み」のことです。

野球の変化球をイメージしてください。ピッチャーが投げる「浮き上がるストレート」と同じ原理が、エアガンの小さな弾丸の中でも起きています。この回転があるおかげで、重力に逆らう力が生まれ、BB弾はより遠くまで真っ直ぐ飛ぶことができるのです。
2. なぜ回転すると浮き上がるの?(マグヌス効果)
「回転するだけでなぜ浮くの?」という疑問に答えるのが、物理学のマグヌス効果です。
マグヌス効果とは:
回転しながら進む物体に対して、進む方向と垂直な方向に力が働く現象のこと。
BB弾がバックスピンしながら空気中を進むと、弾の上側の空気の流れが速くなり、下側の流れが遅くなります。その結果、気圧の差が生まれて上向きの力(揚力)が発生します。
大切なのは「回転数やスピードが適切であれば、重力を打ち消す力が生まれる」という点です。
3. エアガンの内部で何が起きている?
では、どうやってBB弾に回転をかけているのでしょうか。答えは、銃身(バレル)の入り口にある**「小さなゴムの突起」**です。

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引き金を引くと、空気が送り出されBB弾が前進します。
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バレルに入った瞬間、上側にあるホップパッキン(ゴム)にBB弾が接触します。
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上側だけブレーキがかかるような形になり、弾がクルリと後ろ向きに回転しながら発射されます。
この「ゴムの突き出し量」を調整することで、回転の強さを変えるのが「ホップ調整」という作業です。
4. 理想的な「適正ホップ」の見極め方
ホップアップは強ければ良いというものではありません。調整の状態によって、弾道は以下のように変化します。
| 状態 | 弾道の動き | 原因 |
| ノンホップ | すぐに地面に落ちる | 回転がかかっていない |
| 弱すぎる | おじぎするように垂れる | 重力に負けている |
| 適正ホップ | スーッと真っ直ぐ伸びる | 重力と揚力がつり合っている |
| 強すぎる | 途中で急上昇する | 揚力が強すぎる(鬼ホップ) |
調整のコツ
サバゲー場などの試射レンジで、「30〜40m先まで地面と水平に飛んでいくポイント」を探してみましょう。それがあなたの銃のベストな設定です。
まとめ:ホップアップは魔法の回転
ホップアップのおかげで、私たちはわずか0.2gほどの軽いプラスチック玉を、50m近くまで飛ばすことができます。
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バックスピンをかける仕組み
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マグヌス効果で揚力を生む
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ゴムの突起で回転を調整する(固定されてるエアガンもあります)
この3点を押さえておけば、もう初心者卒業です!自分の銃をメンテナンスしたり、新しいパーツを選んだりするのがもっと楽しくなりますよ。
