
初めてのCO2ガスハンドガンの選び方
現在エアガン用ガスの主流はHFC-134aやHFC-152aといった
代替フロンカスなにります。
しかしこれらの代替フロンガスは、オゾン層は破壊しないものの
依然地球温暖化に強く影響を及ぼす事が確認されていて
年々生産数は削減され、将来的には全廃されます。
現在代替フロンガスのさらに代替えで、エアガン用ノンフロンガスが発売されています。
詳しくは、こちらの記事で→特集 エアガン用ガスの今後は?
そんな中、これからのエアガン用パワーソースの一つとして認識され
始めたのが8cmの小型CO2ガスカートリッジを使用したガスガンです。
まずCO2ガスガンの長所と短所を見てみましょう。
CO2ガスガンのメリット&デメリット
CO2ガスガンの長所 |
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〇HFC-134aガスガンとは異次元の強力なブローバック |
〇環境に優しい |
〇冷えに強い作動性 |
CO2ガスガンの短所 |
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〇高圧なガスの取り扱い |
〇ガスの継ぎ足し補充が出来ない |
〇ランニングコスト |
CO2ガスは地球温暖化への影響は少なく、気温20℃で5.7気圧の
HFC-134aガスに比べ約10倍のガス圧を持っています。
その高いガス圧を利用して強力なブローバックを生み出してますし
寒い環境下でも使用する事が出来ます。
勿論CO2ガスと言えども、季節や連射で温度が下がればガス圧は
下がりますが、元々がガス圧が高いので、多少ガス圧が下がっても
射撃出来てしまうのです。
その高いガス圧が故に、安全性や改造防止に配慮されたメーカーの
物を選ぶ必要がありますし、ガスカートリッジの取り扱いも
十分注意しないといけません。
またガスカートリッジは、中のガスを使い切らないとマガジンから
外して交換出来ないので、特にサバゲーで使用するには
ゲーム中にガス欠になれば不便です。
ランニングコストも、例えば現在ネットでマルシン製CO2カートリッジ30本が
送料無料で3,400円で売られているので、1本113円。
カートリッジ1本で100発撃てるとすると、1発のガスコストは1.13円
一方ウッドランドHFC134aガス500gが送料込み最安で2.365円で
マルイ製ハイキャパのマガジンにガスが25g注入出来て、150発位
撃てるので、1発のガスコストは0.79円になります。
まあ、今後の価格変動次第で変わってきますが、今のところ
まだCO2ガスの方がややコスト高な様です。

射撃前のマガジン等の温めは、一切無しですので、HFC-134aガスを使用するガスガンは最初から初速が低いです。
おすすめメーカーの決め手は、安全性と窓口の対応力
先ほども書いた様にCO2ガスはガス圧が高いので、安全性や
改造防止対策がしっかり施されている物を選んで下さい。
それと困った時には、ちゃんとフォローしてもらえる所が良いですよね。
と言っても銃をみただけでは良く分からないので、一つの基準として
国内に3つあるトイガン業界の組合(ASGK,JASG,STGA)のどれかに
加盟しているメーカーやブランドを選ぶのも手です。
組合に加盟しているメーカーやブランドの銃なら、日本の法律的にグレーな
物や業界の自主規制に抵触する物は販売されていませんし
安全性や改造防止等もしっかり施されています。
ただ、それでも激しいブローバックを売りにしているCO2ガスガンだけに
スライドの割れ等のトラブルがHFC134aガスガンより多いのも事実です。
まだまだ発展途上という感じです。
でもメーカーさんもトラブルに対してはしっかり対応と対策を
されているので、暖かく見守りたいですね。
実射性能に関しては、個人的に似たり寄ったり感はありますね。
集弾性は優秀ですが、HFC134aガスを使うマルイ製ブローバック
ガスガンに比べると、やや劣ります。
国内の組合に加盟している、主なメーカー、ブランド
以下は全て、CO2ブローバックガスガンです
マルシン工業株式会社 |
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国内で最初に8cmCO2ガスカートリッジをパワーソースにした ガスガンを発売したメーカー。 加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会) |
FN Five-seveN → レビューページはこちら |
Carbon8 (カーボネイト) |
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台湾のKJworksのガスガンを国内仕様にして販売しているブランド。 株式会社ハッチが運営しています。 加盟業界団体--STGA(全日本トイガン安全協会) |
Cz75-2nd.バージョン |
M45CQP →レビューページはこちら |
M45DOC-NiteShift →レビューページはこちら |
ストライカーナイン →レビューページはこちら |
CZ P09 →レビューページはこちら |
ストライカー9S SEQUENCER →レビューページはこちら |
BATON airsoft |
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海外メーカーのエアガンを国内仕様にして、独自企画販売しています。 有限会社タニオコバとのコラボレーションでも話題になりました。 所属業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) |
BM-9 →レビューページはこちら |
BM-45 →レビューページはこちら |
BS-HOST |
M1911A1 →レビューページはこちら |
BS-STACCATO → レビューページはこちら |
BH-USP →レビューページはこちら |
BS-COMBAT MASTER →レビューページはこちら |
BG-17 →レビューページはこちら |
SIG AIR |
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実銃メーカーSIG SAUER のエアガン販売部門がSIG AIRで 製造は台湾のVFCが担当。 国内販売の窓口はLayLaxさんが行っています。 加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) ←LayLaxさんが加盟 |
M17 →レビューページはこちら |
KSC |
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既存のリキッドチャージ・ブローバックガスガンモデルを改良して CO2ブローバックガスガン「システム ゼロ」シリーズが新登場。 今後の展開に期待。 加盟業界団体--JASG(日本エアースポーツガン振興協同組合) |
Mk23 SOCOM PISTOL →レビューページはこちら |
国内の組合に加盟していないメーカー、ブランド
参考程度に
TOXICANT AIRSOFT |
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情報が乏しく、まだ良く分からないメーカーさんです。 |
BUL SASⅡUltralight 3.25 →レビューページはこちら |
BUL SASⅡUltralight3.25 COMP →レビューページはこちら |
CO2ブローバックガスハンドガン 人気ランキング

グロック 17のGen.5をモデルアップ。
程よいサイズ感と扱い易さは実銃譲りで、やはり人気が高い。
CO2ブローバックガスガンとしてのクオリティーが、正常進化しているのを実感出来る逸品。
普段はCO2ガスガンを避けている方も、待ち望んでいたグロック17のGen.5となれば興味津々でしょう。
バトン BG-17 →レビューページはこちら

アメリカ陸軍 M9ピストルの後継拳銃として制式採用されたSIG SAUER M17
を自社のエアガン部門がモデルアップ。
特筆なのは独特のブローバック・フィーリングで、構えてる腕を
突き抜けて来る様な芯のあるリコイルショックは唯一無二。
撃ち応えの気持ちよさで言えば、個人的に一番のお勧めです。
スライド操作時の金属音も良い。
コヨーテ・タン カラーに加えてブラック色も加わり、益々人気が出そうです。
M17 →レビューページはこちら

M45DOCの夜間戦闘用をイメージして作られたモデル。
M45DOCに新規パーツが散りばめられた、年間生産数限定のリミテッド・エディション。
M45DOC-NiteShift →レビューページはこちら

映画「ジョンウイック パラベラム」で主人公が使用したTTI製カスタムガンを
モデルアップ。
撃ち味も力強くて鋭く、良質なCO2ブローバックの撃ち心地を味わうには
最適なモデル。
BS-COMBAT MASTER →レビューページはこちら

CO2カートリッジを使った、「度肝を抜かれる強烈なリコイルショック」の元祖的なモデル。
実銃のM.E.U.ピストルをモダンに仕上げたスタイルで、ロングセラーモデルです。
M45 CQP →レビューページはこちら
撃ち応え別 おすすめCO2ガスガン
とにかく最大級のドッカン・リコイルショックを味わいたい |
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Carbon8 M45CQP →レビューページはこちら |
BATON air soft M1911A1 →レビューページはこちら |
力強くて鋭いブローバック・フィーリングは最高 |
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BATON air soft BH-USP →レビューページはこちら |
SIG AIR M17 →レビューページはこちら |
リコイルショックを抑えめに、実用重視派 |
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Carbon8 ストライカーナイン →レビューページはこちら |
Carbon8 CZ P09 →レビューページはこちら |