
東京マルイのガスブローバック「グロック17 Gen4」が登場したとき、そのリアルな外観と安定した実射性能に「これぞグロックの完成形だ」と感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし、その感動を一瞬で塗り替えるかのように登場したのが「グロック17 Gen5 MOS」です。
一見すると、「スライドにドットサイトが載るようになって、グリップの凹凸(フィンガーチャンネル)がなくなっただけでしょ?」と思うかもしれません。ですが、それは大きな間違い。このGen5、実は外観の変更以上に「中身」がとんでもない大進化を遂げているのです。
マルイはなぜ、すでに完成度の高かったGen4からここまでガラリと構造を変えてきたのか?
今回は『東京マルイ製グロック17 Gen4からGen5への進化論』と題して、新旧のディテールを徹底比較!単なるスペックの羅列ではなく、メーカーの執念とも言える“進化の深層”に迫ります。
1. 外観チェック!一目でわかる「Gen4」と「Gen5」の決定的な違い
実銃のアップデートに合わせ、東京マルイも外観のディテールを忠実に再現しています。まずは目に見える「カタチ」の変化から紐解いていきましょう。
① フィンガーチャンネルの廃止:誰にでも馴染むフラットなグリップへ

Gen3から採用されていたグリップ前面の凹凸(フィンガーチャンネル)が、Gen5では完全に廃止され、初期のグロックのようなフラットな形状に戻りました。
個人的には違和感なく使えていたフィンガーチャンネルですが、人によっては握り心地がシックリこない場合もあった様で、「誰が握っても最適な位置でホールドできるグリップ」へと原点回帰しています。
② アンビスライドストップの採用:左利きでもノンストレスな操作性

Gen5からは、スライドストップレバーがフレームの左右両面に配置された「アンビスライドストップ」になりました。
左利きのサバゲーマーにとっては待望の仕様変更ですが、右利きにとっても人差し指で素早くスライドをリリースできるという実戦的なメリットがあります。
③ スライド前部のテーパー加工&新コーティングの質感

ホルスターへの抜き差しをスムーズにするため、スライド先端の角が丸く削られた「テーパー加工」が施されています。
またスライド前方にもセレイションが施されています。
さらに注目すべきは、スライドの質感。
カーボン入り強化樹脂製になって耐久性が向上したGen5のスライドは、実銃の「nDLCコーティング」を彷彿とさせるリアルな金属感を演出しています。
④ マグウェル一体型フレーム:素早いマガジンチェンジを可能に

Gen5のグリップ底部(マガジン挿入口)は、外側に向かって緩やかに広がる「フレア型マグウェル」が一体成型されています。
緊迫したサバゲーの最中、手元を見ずにマガジンを突っ込んでも滑り込むようにリロードできるため、1秒を争う近接戦闘(CQB)での生存率が格段に上がります。
2. 中身は別モノ?「撃ち味」を劇的に変えた内部メカニズムの進化
外観以上に、ガスガンとしての「中身」の変貌こそが、この進化論の本質です。
| 比較項目 | グロック17 Gen4 | グロック17 Gen5 MOS |
| ブローバックエンジン | 15mmシリンダーベース | 新開発・次世代型シリンダー |
| シリンダー容量 | 基準値(従来比大容量) | Gen4比でさらに約20%アップ |
| スライド構造 | 通常スライド | MOS(ドットサイト直載せ対応) |
① 15mm大口径をさらに最適化!強烈になったブローバックの洗礼
マルイはGen4でも15mmシリンダーを採用し、力強い作動を実現していました。しかしGen5では、スライド上部をドットサイト用に削りながらも、ブローバックエンジンを完全新設計。
なんと、限られたスペースの中でシリンダー容量をGen4比でさらに約20%アップさせることに成功しています。これにより、ドットサイトを載せてスライドが重くなった状態でも、Gen4を凌駕する「ガツン!」と重く鋭いキレのあるリコイルを叩き出します。
② トリガーフィーリングの改善:カチッとした切れのある引き心地へ
内部のトリガー構造が見直されたことで、トリガーを引いて「遊び」からハンマー(シア)が落ちる瞬間にメリハリがあり、非常にクリスピーなフィーリングになりました。
「グロックのトリガーはグニグニしていて苦手」というセッティングの概念を覆す、狙い澄ましてパッと落とせる最高のトリガープルに仕上がっています。
③ 内部パーツの互換性は?Gen4マガジンはそのまま使える?
エンジンまわりが刷新されたため、スライドやフレーム内部のパーツ互換性はほぼありません。しかし嬉しいことに、マガジンは過去のグロックシリーズのものがそのまま使用可能です。
Gen5に付属する新型マガジンは、フォロワー(弾を押し上げるパーツ)がオレンジ色になり、残弾確認がしやすくなったほか、底部のバンパーが少し前方に延長されています。
3. Gen5最大の武器「MOS(Modular Optics System)」の破壊力

Gen5のアイデンティティとも言えるのが、スライドに光学サイトを直接マウントできる「MOS」です。
(ただし、マルイ製マイクロプロサイトしか搭載出来ません)
サイトパララックス(視差)の解消
従来の「マウントベースを介してドットサイトを載せる」方法では、バレル(銃身)とドットサイトの位置が離れてしまい、近距離での狙いにズレ(パララックス)が生じやすかった。
しかし、Gen5 MOSの「スライド直載せ」(薄いマウントベースはある)なら、極限までサイト位置を低く抑えられるため、アイアンサイトに近い感覚で直感的なサイティングが可能になります。
サバゲーにおいて、動く標的に対して瞬時にドットを合わせてトリガーを引けるアドバンテージは計り知れません。一度このスピード感に慣れると、アイアンサイトには戻れなくなるほどの破壊力を持っています。
4. 【実射比較】サバゲーで使うならどっち?性能の差を検証
実戦を想定して、両者のポテンシャルを比較してみましょう。
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反動(リコイル)の強さとコントロール性能
単発でのインパクトは、シリンダー容量の大きいGen5の圧勝です。手のひらに伝わる衝撃は明らかに重くなっています。一方でGen4は、フィンガーチャンネルがあるおかげで銃が暴れにくく、連射時のコントロールがしやすいという独自の強みを持っています。
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命中精度と初速の安定感
どちらも「さすがマルイ」と言える抜群の弾道ですが、Gen5はシリンダー容量アップにもかかわらず内部構造の最適化の恩恵か、冷えに対するタフさが落ちていません。ガス圧が落ち気味の連射後半でも、ホップアップの掛かり方が均一で、弾道が垂れにくい印象を受けます。
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5. 【結論】マルイのグロック17 Gen5 MOSは「買い」なのか?
歴史的名銃であるGen4と、新時代の幕開けを告げたGen5 MOS。最後に、あなたがどちらを選ぶべきかの指針を示します。
こんな人は今すぐ「Gen5 MOS」を選ぶべき!
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サバゲーでドットサイトをガンガン活用して勝ちにいきたい人
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これまでにない「強烈なリコイル」と「極上のトリガーフィーリング」を味わいたい人
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左利き、またはスイッチングを多用するテクニカルなプレイヤー
Gen4オーナーは買い替える価値あり?それともステイ?
もしあなたが「ハンドガンにドットサイトは載せない(アイアンサイト派)」であり、現在のGen4のフィンガーチャンネルが手にジャストフィットしているなら、無理に買い替える必要はありません。 Gen4も依然としてトップクラスの性能を誇る完成形だからです。
しかし、少しでも「ドットサイトの運用に興味がある」「マルイの最新の技術、異次元の撃ち味を体感したい」と思うのであれば、買い替える価値は十二分にあります。 その価値を証明するだけの“進化”が、この銃の中身には詰まっています。
まとめ:グロック17の正統進化を体感しよう

東京マルイのグロック17 Gen5 MOSは、単なる外観のモディファイ(仕様変更)ではなく、ガスブローバックガンの次世代スタンダードを見据えた「構造そのもののパラダイムシフト(大進化)」でした。
実銃の世界でグロックが進化し続けるように、マルイのトイガンもまた、ユーザーの期待を超えて進化し続けています。ぜひ、この「進化論」の真価を、あなたの手で、そしてフィールドで体感してみてください!
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