AK47は、ミハイル・カラシニコフが設計し1947年に開発されたのち、1949年にソビエト連邦軍に制式採用された自動小銃です。
特筆すべきはその作動性で、各パーツ間のクリアランスもあえて余裕を持たせて、あらゆる環境下での使用を考慮しています。
その劣悪環境下での耐久性や分かり易い操作性、整備性・生産性も良いAK47は、世界で最も使われた軍用銃となりました。
よく言われる、AKは壊れないけど精度が悪くて当たらないとは、各地で生産された粗悪コピー品や非正規軍等の整備不良品などによるイメージが強く、実際には言う程には悪くは無いらしいです。
クラウンモデル AK47
10才以上用コッキングエアガン
固定ホップアップシステム
全長 877mm
重量 1,046g
装弾数 24発(リザーブ480発)
価格 6,578円 (税込み)
この銃の特徴 |
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〇AK47リアルサイズの10才以上用コッキングエアガンは貴重 |
〇480発のリザーブタンクで、弾切れの心配なしにガンガン撃てる |
〇固定ホップながら、フラットでブレや癖のない飛びは撃っていて気持ちいい。 |
クラウンAK47は、ストックだけは組み立て式になっているので、まずストックを取り付けます。
まあ、ストックをレシーバー上側からスライドさせてはめ込むだけなんですけど。
タイトで固く最後はカチッと固定される様になっています。
取り付けた感じは、ぐらつきも無くしっかり固定されています。
もし、ストックを外したい場合には、ストック根本のネジ2本を緩めれば簡単に外す事も出来ます。
レシーバーの質感は、成型時のムラッぽい所とかあったりしますが、まあ10才以上用コッキングガンでは並レベル。
全体的にほぼプラ製ですが、ストック、ハンドガード、グリップの木目調は雰囲気あるし、レシーバーカバーやセレクターは艶消しっぽいし、各パーツで質感にメリハリがあって良い。
レシーバー右横の刻印は、エアガン仕様。
左側面は絶望的にネジ穴だらけ。
まあ、モナカ構造だから仕方がないですけど。
レシーバーに付いてるスリング・スイベルは別パーツですが、プラ製なので使用には耐えられないでしよう。
スリング(負い紐)を取り付けて雰囲気を楽しむ位なら大丈夫ですが。
フロント周りは、ガスルートや切削痕のあるアウターバレル等、しっかり作り込んである印象。
クリーニング・ロッドも別パーツですが、ネジで固定されているので外せません。
インナーバレルは当然ながら、アルミ製。
リアサイトはタンジェントタイプで、スライドバーを前後にスライドさせる事でリアサイトを上下させ、エベレーション(上下の狙点位置)を調整出来ます。
チャージングハンドルもプラ製ですが、剛性的な不安は無いですね。
チャージングハンドルを引くと中が見えますが、まあこんな感じ。
セレクターの操作感は軽め。
実銃通り一番上がセイフティ、一番下が射撃位置(実銃でのセミオート)です。
実銃だと真ん中の位置はフルオートですが、このAK47ではセイフティになっています。
因みに、セイフティ位置でもチャージングハンドルを引いてコッキングする事は出来ます。
グリップは、何故だか縦方向に太くて、少し握り難さがあります。
なぜ太くしてるんだろう?
ストックは、ハンドガードやグリップよりもザラッとした触り心地に仕上げてあります。
中にウエイトが入っているので、銃全体のバランスは良くなっていますね。
バットプレートは別パーツですが、プラ製なので感触はツルツルです。
まあ、実銃は金属製なのでツルツルで正解なのかな。
マガジンの装着は、まずマガジン前部のフックをレシーバーに引っ掛けてから後部もカチッと装着します。
実銃AK47通りのマガジン操作を楽しめて、「これこれっ!」て感じです。
BB弾の装てんは、まずリザーブタンクにBB弾を流し込みます。
説明書によると480発入るらしいです。
次にマガジン・フォロワーを指で一番下まで下げておきながら、シャカシャカとマガジンを振ってBB弾をリザーブタンクからスリットに送り出します。
スリットの装弾数は24発です。
ただリザーブタンクとスリットが繋がってる穴は、スリットのフォロワーを一番下に下げた少し上辺りにあるのですが、マガジンの傾け方で上手く出てきたり出なかったりで、慣れるまではイライラします。
マガジン・フォロワーの指を引っ掛ける部分の出っ張りも少ないので、途中で指から離れたりして余計にイライラします。
イライラに我慢出来ない方は、BBローダー等を使ってマガジンリップから一気にBB弾を装填する方が早いかもしれません。
弾が出なくなるまで撃っても、BB弾は3~4発残ります。なのでマガジンを外すとポロポロ落ちてきます。
これはマガジンからチャンバーまでの通路にBB弾が残るためで、18才以上用電動ガンの多弾マガジン等でもありがちなもの。
AK47は固定ストックで調節は出来ませんが、やや小ぶりなストックで構えやすいです。
チャージングハンドルは引きやすいし、トリガーも適度な軽さですね。
右利きの方は、チャージングハンドルが右側のみなので、コッキングする時はトリガーから手をはなさないといけませんが、銃を構えたままでもチャージングハンドルを引いてトリガーを引く一連の動作がスムーズに出来るので、わりと連続して撃つ事が出来ます。
ただし、前出のリザーブタンクからスリットへの弾の補給がイマイチなのは残念。まあ高望みしすぎか?
射撃音はバシュッとコッキング・エアガンらしい音で、バネ鳴りなどの嫌な音はありません。
弾の飛びは、遠射だと固定ホップアップながらフラットで癖のない良い飛びをします。
さすが10才以上用と言えど長物!な感じ。
10mの近距離では、そこそこ狙点修正が必要で、この個体では的紙(A4コピー用紙)の右下の端っこを狙って写真の結果位です。
まあ、集弾性が特別良いとは言えませんね。
銃自体が軽いのでチープ感は拭えませんが、雰囲気があって撃って楽しいAKです。
子供は勿論のこと、大人でも気軽にうてるコッキング・アサルトライフルとして楽しめますよ。
距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅がA4サイズ)
0.12gBB弾10発
(注:距離10mでは、コピー用紙を全く貫通出来ません)
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