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レビューで分かる[NINEBALL Carbon8 M45 用スライド EINHERJAR]

 

エアガンレビュー NINEBALL Carbon8 M45 CQP/DOC用カスタムスライド EINHERJAR

 

エアガンレビュー NINEBALL Carbon8 M45 CQP/DOC用カスタムスライド EINHERJAR

今は昔、2019年12月から再販された「Carbon8 M45 CQP 」3次ロットで、原料配合ミスによる強度不足により大量のスライド破損と言う事案が発生しました。

不幸にも私のM45も、スライドが吹き飛んでしまった訳ですが、更に不幸な事に破損したのが随分と月日が流れた後だったため、既に無償対応受付期間を過ぎてしまっていたのでした。

当時メーカーさんは、3次ロットの全数リコールを実施されましたが、「私のM45は大丈夫」と高をくくっていたので、完全に私の対応ミスでした。

で、現在に至るのですが、どうせ直すなら・・・カスタムしようと思い立ち。

 

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NINEBALL カスタムスライド EINHERJAR

Carbon8 M45CQP/DOC用 カスタムスライド

価格   10,780円 (税込)

 

このスライドの特徴
〇CO2の強烈なリコイルに耐えられる様にスライドの肉厚を純正比65%増加
〇通常のリアサイト仕様と、光学サイト用マウント仕様と取り換え可能
〇マルイ製マイクロプロサイト等がダイレクトマウント可能

 

エアガンレビュー NINEBALL Carbon8 M45 CQP/DOC用カスタムスライド EINHERJAR

スライドを交換してしまう様なカスタムの場合、心配なのは・・・通常分解程度の経験しかない私が、自分で分解と組み立てが出来るかどうか?です。

まあ幸いにも、1911系はベレッタM92Fの様にスライド内にセイフティ類が組み込まれていないので、スライド後部はブローバック・エンジンのみで、交換し易そうと言うのはあるので挑戦してみる事にしました。

 

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では、早速交換してみましょう。

取り敢えず、スライドストップノッチの削れ対策用金属プレートを外します。
これはネジ1本で固定されているので、小型のマイナスドライバーでネジを外すとプレートも直ぐに外れます。

 

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シリンダーブロックは、リアサイト上部からと実銃でのファイアリングピンがある位置の2カ所からネジで固定されているので、リアサイト・スクリューはマイナスドライバーで、ファイアリングピン・ストップスクリューは六角レンチで取り外します。

 

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シリンダー・ブロックを外す時は、スライドを左右に広げる様にして外すとありますが、少し力を入れて広げただけで簡単に外れましたね。

もっと無理やり広げないと外れない物と思い込んでいたので、拍子抜けです。

シリンダー・ブロックを外した時は、シリンダー・リターンスプリングが外れ易いので注意です。

私も何度もポロポロ落として、色々やってるうちにスプリングの途中が変に曲がっちゃいましたし、スプリングの向きが逆のまま写真撮ってますし、もうグダグダ。

後は・・・元々のフロントサイトは付け替えませんし、残りは既に吹き飛んでバラバラになっていますので、取り外し作業はこれで終りです。

 

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取り付けは、取り外しと逆の順序で行います。

スライドにシリンダー・ブロックをキッチリはめ込みます。

この時もシリンダー・リターンスプリングが外れない様にします。

リアサイト位置はカスタムスライドに附属の六角皿ネジで、ファイアリングピン・ストップスクリューは取り外した物を使って固定します。

この2ヶ所のネジは、緩み防止のネジロック剤を付けるのがベストですね。私は持っていませんが・・・。

 

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ノッチ削れ対策の金属パーツをネジ止めしたら、後は通常の組み立て手順です。

バレルアッセンブリーをスライド前面から挿入して、スライドにリコイルプラグ・リコイルスプリングアッセンブリーをはめ込みます。

最後にスライド先端にバレルブッシングを装着すれば完了です。

バレルブッシングは、ブッシング・レンチが無くても手で回せました。

スライドとフレームの嚙み合う部分にシリコンスプレーを吹いて滑りを良くしてから、フレームにスライドを装着すれば完成です。

 

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光学サイトを取り付けない場合は、リアサイトを2つの六角ネジでスライドに固定します。

フロント・リアサイト共に、ホワイトの色入れも無いので、ちょっと寂しいですね。

 

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フロント・リアの曲線を描くセレイションが、艶かしいほどに美しいですな。

 

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ドットサイトを乗せる場合は、リアサイトを取り外して附属の樹脂製マウントベースをスライドとの間に挟んで装着します。

ドットサイト取付け用に、2種類の長さの六角皿ネジが附属しています。

写真はSIG AIR製LOW PROFILE REFLEX SIGHTを乗せていますが、小型なので見た目は似合ってますね。

 

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こちらはレンズが大きくて覗き易い、VECTOR OPTICS -Frenzy SCRD-40。

 

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スライド肉厚が増えると、当然ながらスライド幅は広くなってしまうので、普通の樹脂製M1911用ホルスターには入らなくなります。

純正スライドが23.5mm程で、カスタムスライドが28.0mm位なので、だいたい4.5mm広くなります。

こんな時は、樹脂製ホルスターならマルチフィットタイプがお勧めです。

写真はCYTAC製 MEGA-FITホルスターで、5ヶ所の六角ネジで幅を調整する事で多くのピストルにフィットさせる事が出来ます。

まあ、このホルスターでもドットサイト用マウントベースとホルスターが僅かに干渉してしまうので、ドットサイトを装着したままだと、使えなかったのですが・・・。

 

 

 

実射

見た感じはかなりゴリゴリな印象ですが、純正スライドの内部パーツ込みの重量と、カスタムスライドのそれとでは10gも違わないので、撃ち心地に関してはあまり違いは無いですね。

ドットサイトを乗せて撃てば、さすがに重たくなった分だけドスンと重いリコイルショックに変わりますが、調子良さに変化はありません。

ドットサイトも、樹脂製マウントベースながらカッチリと固定出来てますし、ドットサイトを乗せたかったと言う方にもお勧めです。

CO2ブローバックガスガンを撃つ時には、常にスライド破損が気になりますから、安心して撃ちまくれるのは、とても気持ちの良い事です。

ドライバーや六角レンチと工具があれば、簡単に交換出来ますので味変したい方にもお勧めです。

 

 

エアガンレビュー NINEBALL Carbon8 M45 CQP/DOC用カスタムスライド EINHERJAR

距離 10m 半径2cm刻みの円(横幅A4サイズ)
0.20gBB弾 10発

 

 

 

     
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